前の日曜日である25日、スペイシーでならし運転ついでに行ってきた足助があまりによかったので、今度は家族三人で一緒にいきました。
特別書いてなければ絞り優先モードでの撮影。全てISO200で、一応自動で800(1/30制限アリにして)まで上がる設定です。

そういえばと思い同じ場所で構えます。

C41_2
この画像はクリックで拡大します。
27mm f4.0  1/1600s

 この日の写真は全てVR18-200です。久しぶりにD80を持ち出しました。最近はS90ばかり使っていましたので、不思議に重く感じます。ファインダーをのぞくという行為も、どこか新鮮な感じがして、まるで新しいおもちゃをさわったようにドキドキです。

 この写真を見ると、いくら最近のコンパクトが強くなったとはいえ、素で持っているダイナミックレンジの幅や画質は圧倒的ですね。画素数よりも画質を優先して作られているS90もたしかに驚くべき高画質だとは思っていますが、何年も前とはいってもボディーだけでS90が数台買える金額でしたので、同じ1000万画素クラスで比べれば当然の結果です。(ほんというと、ホットした(゚ー゚;




C42
60mm f4.5 1/1250s

 風が吹いていましたが、じっと見つめると葉脈がはっきりと見ることができます。ついでにと自分の手も太陽に空かしてみましたが、僕の場合は見えたのは赤い手のひらでした。暖かくて、通す光はやさしいものです。




C43
90mm f5.0 1/1600s

 そうだったそうだったと、撮ってから気がついたのはボケの威力。絞り優先とはいっても、イッパチニヒャクはズーミングに対して開放F値が可変するわけですから、これだという絞り値を指定しているわけにはいかないのですが、それでもS90にないパワーの一つですね。




C44
142mm f5.3 1/1000s

 上記の理由にもありますが、こういったシチュエーションで開放が例えば2.8とかだとそれはかなり背景を整理した写真を撮ることができるのですが、それでもS90だともっと雑多な感じになってしまいますので、やっぱり大したものかもしれません。S90はマクロモードがあるので、それを使うのが一番ノンストレスではあると思います。




C45
300mm f6.3 1/320s

 何かのイベントが行われるようで、その準備だと思います。張り紙がありましたが、よくは確認しませんでした。こうして地道な努力をなされてきた結果が、こうしてきれいにゴミもなく行き届いた環境なんだなとあらためて考えさせられます。




C46
27mm f6.3 1/250s

 時折目に入る真っ赤な樹。種類でしょうか、詳しくはわかりませんでした。新緑の中にあるために、その印象は思いの外鮮烈であります。




C47
27mm f6.3 1/640s

 電線が見えない、近代建築物を視界に入れないというのは、現代にとってはとても希なことだと思います。ちょっと違いますが、オリエンタルランドのテーマパーク(ねずみのゆうえんちです)は来園者の視線のコントロールに重きを置いているらしく、意識を閉鎖空間に追いやるために煙害の景色は一切見えなくしているとのことです。

 そこまではまいりません、ですが作られた山脈にはない本物の小さな山が周りに沢山あるので、これはこれで贅沢なものです。あえてフレームから外して、そういう部分を味わうことができるのも写真の魅力かもしれません。