三日の日、近くの神社へ行ってきました。いったのは波切神社です。志摩市にはいくつか神社がありますが、やはり参詣する人が多いのは伊勢神宮です。当たり前ですね、ちかいし。でも、混雑の度合いは半端ではないのです。

  結果、波切神社に行ったのですが、そのときに撮影した景色です。

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Windyでしたねこの日は。

で、関係ないですが関係もある話。

全国版のニュースでもやっていましたが、波切漁港の駐車スペース(通常漁港関係者が使うそうです)から、アクセルとブレーキを踏み間違えて軽自動車が落ちた事故がありました。<中日新聞外部リンク

  30分~1時間ほど前に、すぐ近くにいたんです。残念でなりません。漁港は↑の写真でいうと、右奥に位置しますが、乗り入れは自由で規制がない状態でした。岸壁に対して輪留めがあったかは忘れてましたが、釣り客や普通の地元民らしき人も沢山見かけます。漁港側としては、関係者以外基本的にお断りとの見解だとは思いますが、あってないような感じの印象です。

だからといって、漁港側に責があるとは思いませんが、こういうのは難しい問題ですね。そこら辺を突くメディアもいるかもしれないなと、そういう感想は持ちました。公園の遊具とか、柵がないから事故が起こった→施設管理者の責任・・・みたいなUS的なクレーマー論理はさすがにないでしょうが。

 AT(オートマチック・トランスミッション)が9割以上を占める今、こういう事故はどんどん増えてきています。誰でも(技量のないものでも、子供でも踏む力があれば)動かすことができるのがATです。認知症(一般にはこう表記しないと差別なんですね、今は。蔑視的な意味があるないにかかわらず、ボケてきてるとか痴呆症とかは使うだけでアウトの風潮です。ただ、田舎だと蔑称にはあたらないのですよね、そう採らないから。都会的な共通的発想はもう一つの差別を膿むんだなぁ。関係ないから書かないけど。)の人が高速逆走とかあって死亡事故を起こすのを最近よく耳にしますし、孫や奥さんを間違えて轢き殺すのも増えてきています。これって、私見ですが(Blogだからこう書くのは変か。)ATの弊害だと思っています。なにせ、MTはこうはいきませんからね。ま、無いことはないでしょうが、確率的に見れば動作に対するプロセスが多段階に至るために、その分事故率は当然下がるわけですしね。

 泣くに泣けないなぁと、ほんとそう思いました。マニュアルだったら、身体がRギアに変速した時点で違和感を感じますからね。機会のせいにしちゃいけないけれど、そういう部分を広く考え直してみると、ATって楽に動かすことができる代わりに、いろんな運転不適格者(咀嚼して読んでよね)でも動かせるしや間違いに対する許容度もとても低すぎるんだよね。今や肥大化して普通車でも2トンを越える巨体が、高速で動く殺人兵器でもあるわけで、その辺をちょっと考え直すといいかもなぁ。

 しかし、今回の事故は他山の石としなくてはならないと、心底そう思ったんです。皆さんも気をつけてください。