心筋梗塞だそうで、まずはご冥福をお祈りします。

世代としては御三家である西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎を知っている年齢です。男であろうと女であろうと、三人の中なら誰がいい?なんていうよくある問いを子どもながらに出し合ったりしていました。因みに母は郷ひろみが大好きだったようです。

私は西城秀樹かなあ、野口五郎も好きですからどっちつかずですかね。この三択の中では沢田研二が好きでしたとは言えないので。はつらつな感じが子どもながらにちょっと痛々しいと思っていたおかしな少年時代を送っていたので致し方ありません。有り余るパワーのイメージが西城秀樹、秘めたる何かを感じさせるのが野口五郎、軽くて好きでなかったのが郷ひろみでした。

私はテレビを見なくなってかなり経ちますので、脳梗塞で倒れたことも知りませんでした。最近の姿も全く存じていませんでした。イメージは10年以上15年くらい前で止まってます。テレビタレントの方は歌手を含めて大抵そんな感じですか。東海林さんという芸能レポーターがいたと思いますが、ググる前に書くと写真を数日前にネットでたまたま見て、かなり歳をめされたなと驚きました。皆それは歳は平等に取るわけですが、そうかあと、なにやら複雑な気持ちになります。

月日が流れていくと、当然小さい頃によく見ていたような有名人がこの世を去って行きます。去るというとキレイですが、まあ現実としては死を迎えて無に帰するわけです。考えると怖いのでやめておくのですが、死がどんどん身近になって、散見される様になっていき、やがてかすめ始めるんだと思うと、考えなくてもやはり怖いなと自分のことや身の回りを案じてしまいます。案じてもそれは無駄ですが。

妹に新しい命が宿ったという報告が今朝来ました。彼女はカナダに住んでいて、とても幸せに暮らしています。それはもう映画の様な世界と生活をしています。私はそれをうらやむことなく、いや、ちょっといいなって思うのですが、本心で嬉しく思っておるのですよ。

命がつながって、遺伝情報が伝わって、微細に変質しながら適応して行くのですが、昨今の世界の動きを見るに間に合うのかななんてぼやっと考えてしまいました。一つ命が出でてきて、あるところでは命が消えて行っているわけで。

死ねばいいのにな悪人も、まだ生きていて欲しい人も死んでしまって、見知らぬ誰かが生まれ出でてって。

感情も含めて究極的には数式で表せると思っています。えっと、電気パルスでしょうし、そういう意味です。解明されていないだけで、全ての事象は何らかの形で表すことが出来ると。そこまで解明した時点では、たとえば【昇華】のように様々なことが飛び越して起こる当たり前の現象も制御できるはず。

寿命、核廃棄物の無毒化のような変性を簡単にできるだろうし、と、ああ、そうすると解明した時点で人でなくなってしまうか。

西城秀樹さん、まだ若いのになあ。なんかなあ。